タパまどかの雑記帳。

NPO法人ぎふ外国人サポートセンター代表理事、関市外国人支援センター代表タパまどかのブログです。岐阜県関市在住で看護師、コミュニティナース、日本語の先生、在留外国人生活サポートなどをしてます。ネパール人夫と2人の子供の母です。

文化の違い②何で食べるか?手か箸か。それは究極の2択かもしれない。

こんにちは。

関市外国人支援センター代表のタパまどかです。

技能実習生生活支援事業のほかに、多文化共生推進事業もしています。

 

文化の違いについて、私なりに噛み砕いてみるパート2。

 

テーマは、何をつかってご飯を食べますか?

あなたは、ご飯の時何を食べますか?

 

日本食だったら、断然はしを使うことが多いですね!

 

 

さて、海外では…

 

アジア圏は箸が多いですが、箸の素材がいろいろ…韓国だと金属の箸だったり。

 

欧米や西洋だと、フォークとナイフ…

 

インドやネパール、パキスタンなどは手で食べます。他の国でも手で食べる文化のところもあるようです。時間がある時、手で食べる習慣がある国とその料理を調べてみたい!

 

さて日本だと、3歳くらいから保育園や幼稚園の給食をはしで食べられるように教えてもらいます。家でも子供の年齢に合わせて、徐々にはしで食べられるように練習していきます。

最近は、はしの使い方を学びやすいように、いろんなタイプの子供用の練習箸があるんですね!

 

小さな赤ちゃんが手づかみで食べるようになり、だんだんスプーンやフォーク、そのうち箸に、食べるときの道具も進化系!!

 

マナーとして日本では手で食べるのはあまり良くないとされて、大人になって海外に行き、手で食べるのを見て、箸があたりまえの価値観になっていた私はびっくり!!!

しかもマナー的なダメだと思っていたことが、場所が変われば、それがあたりまえになっていました。習慣の違いに、カルチャーショック!!!

 

ネパールで手で食べたのは、ネパール料理のダルバートです。

これはネパールの代表家庭料理で、1日2回の食事で食べられています。ご飯とダルスープと呼ばれる豆カレーと、野菜やお肉、魚などのタルカリと呼ばれるカレーのおかず、アチャールという漬物付きの、定番定食セットなのです。

日本でいう、ご飯、味噌汁、焼き魚、小鉢、漬物の定食みたいな感覚です。

 

こういう長年の習慣を伴ってつくられた私の価値観は、カルチャーショックをうけて、現地の方が手で食べるということは頭では理解したつもりでも、じゃあ食べてみろ!と言われても、

なかなか納得がいかなくて、あとは抵抗感もあって、すぐに手で食べられませんでした。

 

手で食べるのは、無理だから。私は。

っとしばらくはスプーンで食べていました。

大人が手で食べているのを見るのもなんだか抵抗があったのですが、しばらく滞在しているうちにだんだん見慣れてきて、抵抗感が少しずつ薄れてきて…

夫の家族や夫に一回食べてみたら?美味しいよ?と勧められて、

ある時えいや!これも経験!と思って手で食べると…

 

あれ、美味しいやん!!!

 

すごい発見。同じ料理をスプーンで食べた時よりも、現地の方と同じ手で食べた方が、味も美味しかった。

日本食でお寿司は手で食べるのもあり!なのですが、そういうつまんで簡単に食べられる料理ではないのです。

 

カレーライスをスプーンじゃなくて、手で食べる。そんなイメージ。

 

そして、綺麗に手で食べるのって結構難しいんですね。。。

今では手でも美味しく食べらる技術を身につけられて、お得した気分。

1番美味しく食べれる方法で、楽しく味わって食べられたら、それでいいんです。

 

それから私は手で食べるのに慣れるのと、上手に食べられるように練習しました。笑

ネパールには様々な料理もあって、もちろんスプーンや、フォークをつかって食べる料理もあります。

 

私のネパール夫は日本に来てから、箸で食べるのが難しい!みんな超絶技巧で、ご飯食べてるの?

マジックしてるみたいだね…

とかいろいろ言いながら、頑張っておはしを練習してました。

 

皆さんも、もしも手で食べる機会があったらぜひ挑戦してみてください。

新しい発見があるかも!?

 

次回の文化の違いは、服の色について。。。