タパまどかの雑記帳。

NPO法人ぎふ外国人サポートセンター代表理事、関市外国人支援センター代表タパまどかのブログです。岐阜県関市在住で看護師、コミュニティナース、日本語の先生、在留外国人生活サポートなどをしてます。ネパール人夫と2人の子供の母です。

2018年7月津保川が氾濫し、浸水被害。その時技能実習生も、逃げ遅れた。

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岐阜新聞 県内版

2020/7/8 岐阜新聞県内版です。
 
関市で2018年7月に洪水の被害を受けた
当時インドネシア技能実習生アジさんがインタビューに協力してくれました。
アジさんは昨年インドネシアに帰国し、
今は日系企業で働いています。
毎週日曜日、関市上之保地区からバスがないからと、
朝早いバスに乗って日本語クラスに来てくれていました。
「日本語のクラスに来ると、ストレスがなくなる」っと
言ってくれて、本当に嬉しかったこと、
このクラスは勉強だけじゃなくて、憩いの場としても意味があるんだと実感したことを、
今でも鮮明に覚えています。
 
技能実習生はスマホは持っていても、SIMがないので電話番号を持っていません。
ワイファイのみで使っている場合が多いです。
 
防災メールや避難指示や避難勧告!!の緊急通知が届いても、
接客の仕事をしていて、ある程度日本語が話せる外国人夫でさえ
「なにこれ?なんて書いてある?」
となります。
情報さえちゃんと届けば、外国人の技能実習生たちは、
多くは若い大人なので、自分たちで何とかできます。
何なら地域の方の避難の手伝いだって、力になれると思います。
情報が届いているか、そして、その情報はわかりやすいか。。。
その情報は、誰のための、何のためのものなのか?
もっとわかりやすい内容になってほしい。
 
避難準備、避難勧告、避難指示は日本人の私でも一瞬考えてしまう。。。
避難指示→すぐに にげてください!
 
「やさしい日本語」がもっと広まりますように。。。