旭ヶ丘中学校1年生 課題探求型総合学習で授業!
こんにちは。関市外国人支援センター 代表のタパまどかです。
先週関市の旭ヶ丘中学校の総合学習で授業をさせていただきました。
課題探求型総合学習で、地域の社会、地域課題に取り組んでいる人ということで
ゲスト講師。
久しぶりの中学校で、ドキドキ…
なんじゃこの、大人!っとなめられないか、内心びくびくしておりました。笑
この総合学習は、関市内のいろんな大人たちが、まちづくり取り組んでいて、実際にあるリアルな課題を題材にして中学生に考えてもらうという、すばらしい企画です。
うらやましいなあ、こんな総合学習したかったなあ。
私がほかのゲスト講師の方々のお話を聞きたいぐらいです。
どんな内容にしたら、みんなに体験してもらえるかな。。。
いろいろ考え、ゲームも取り入れた授業にしました。
内容としては、
関市に住む外国人がどのくらいいるか?
日本の便利な生活には多くの外国人がかかわっていること。
例えば、コンビニのお弁当のお惣菜を詰める仕事をする外国人、インターネットで買い物したらすぐに届くけど、物流で夜勤で働いている外国人もいるよ。
それに、関市の有名な刃物やものづくりの製造業で、多くの技能実習生が働いていること。
関の刃物はメードインジャパンだけど、外国人もたくさんかかわっているよ!
外国人も”やさしい日本”ならわかるよ!英語じゃなくてもいいんだよ。
私の仕事の話も含めて、そんな内容をお話ししました。
さらに、日本に住む外国人の気持ちを体感するワークをやってみました。
「カタカナーシ」というゲームをちょっと応用。
お題のカタカナ語を、カタカナ語を使わずに説明して当ててもらう!
しかも、外国人役はまだあまり日本語を話せないので、単語と身振り手振りだけで説明して!という条件付き。
言葉が通じない外国人が、日本で生活するってどんなことだろう?
片言の何か伝えようとしている人、どうやったらわかってあげられるだろう?
えー無理!あーでもない、こうでもない。どうしよう、、、
みんな頑張って取り組んでくれました!
そしてよりリアルに外国人の困りごとを知ってもらいたくて、
日曜日の日本語クラスの生徒に協力してもらい、
外国人に日本の生活で困ったことを、顔写真付きで紹介をしました。
例えば外国人の困りごとは、
家に届くお知らせが漢字ばかりで読めない、
会社の人が早くて何を言っているかわからない、
日本人の友達を作りたいんだけど、どうしたらいいか?
などなど。
顔が見えることで、さらにイメージがわくといいな。自分の課題として考えてもらえるといいな。
ミッションは、
「外国人にも住みやすいまちにするために、どんな方策があるとおもいますか?」
ということで、みんなに考えてもらいます。
12月にもう一度授業があり、みんなの考えてもらった内容を発表してもらいます!
どんな発表になるか、今からとっても楽しみです。