関市外国人支援センターの屋号は、本当はダサいなと思っている代表の本音。
こんばんは。
関市外国人支援センターのタパまどかです。
この技能実習生生活支援事業をはじめたとき、
屋号ってどうしたらいいのか迷いました。
パッと名刺を出して、自分の自己紹介をするときに名前を聞いて、何をしている人か分かりやすさを出すのか…
ビジョンや設立の思いや夢を込めて、名前をつけるのか…
ちょっと、変わった名前もインパクトがあっていいかなーと。。。
ぐるぐる悩んだあげく、
結局選んだのは、
わかりやすさ でした!
いやーでもねぇ、
本当はカッコいい名前もいいなぁと思ったんですよね。
そして 『支援』 って
こちらが何かしてあげるっていうイメージが強くて、
私の感覚としてちょっと違うんだよねーというのが本音でした。
そもそも国籍で人を判断したくない。
外国人=支援が必要というと、
全くそんなことはない。
今は日本国籍、外国籍とパスポート上の違いはあるかもしれないけど、人は1人1人いろんな生まれたところ、育ってきたところはそれぞれあって、
国籍だけじゃなくていろんな海外ルーツのある人、日本ルーツのある人、本当に多様性にあふれています。
私は相手の人のルーツを尊重したいし、
その人のアイデンティティを大切にしたいと考えています。
アイデンティティとは、自分が自分であること、さらにはそうした自分が、他者や社会から認められているという感覚のことです。
ルーツが多ければ多いほど、自分が何者なのか、自分が社会から認められているのか、
そういう感覚が確立するのが、難しいのじゃないかなと感じます。
日本にいると、『外国人が…』みたいな表現はよく耳にするけど…
いやいやちょっと飛行機で他国に行けば、いやいや今やインターネットで世界中がつながっている時代、
日本人も外国人になりますからね!もっと広い視野でみてくださいよー!って感じます。
そもそも日本人、外国人ってグループ分けもどうかなーと思いますが…
そこはまぁ母国でない他国で生活するという外国人には、生活する上でさまざまな壁が多いこともあるので、いつもちょっとした葛藤があります。
話はそれちゃいましたが…
名刺を渡しても、私が何者か早く認識してもらえるのも大切なポイントと考えました。
あ、外国人のことなんかやってる人ね!!!
まぁだいたいの人の認識はそんなものでしょう。
ということで、わかりやすさを重視してこのちょっとダサい名前になりました。
多文化共生とか、多様性とかそういう次世代な名前がよかったけどー…
言葉の意味が、共通するイメージとして、まだ社会に浸透してないかなと感じます。
いや、いいんです!ということしよう。
ダサい。
ダサい。
って辞書で調べてみたら、
垢抜けないことをいう俗語。野暮ったい。洗練されてない。
ことらしい。
なんかちょっと野暮ったい方が、人間味があって、いいのかも?!?笑
実は私の事業も2020年3月から開業して3年経ちました。
今法人化に向けて、動いています。
また屋号問題。今度はどうしよっかな。