タパまどかの雑記帳。

NPO法人ぎふ外国人サポートセンター代表理事、関市外国人支援センター代表タパまどかのブログです。岐阜県関市在住で看護師、コミュニティナース、日本語の先生、在留外国人生活サポートなどをしてます。ネパール人夫と2人の子供の母です。

ネパリタイム。

こんにちは。関市外国人支援センターのタパまどかです。

 

私の夫はネパール人。

国際結婚して、いや結婚する前からですが、

ネパリタイムといわれる時間の使い方には謎が多いのです。

ネパリタイムとは、ネパール人独特の時間のことを言います。

 

ネパールにいる頃、約束の時間についても全然来なくて待たされたり…(電話したらまだ家にいるなんてよくある。)

もうすぐ着くっていって、まだ全然道中だったり…

ネパールの生活は、バスも時間通りに来るわけでもない、なんでも時間がかかるのは当たり前。

手続きにしても、明日きてねー。

いつもそんなノリ。

 

よく言えばゆるやかなネパール人独特の時間の感覚。

悪く言えば時間にルーズ。

 

本の時間ぴったりの生活に、ピッタリの時間に電車は来る、約束の10分前には集まる習慣、

来日当初はびっくりしてました!

 

夫は日本生活で仕事は遅刻しないのですが、休日の時間となると約束の時間に出かけられないことも多くて、生まれてきて習慣化されたこの感覚の違いはなかなか直らないもんですね。

先の時間を読んで、逆算して準備するのが苦手。

 

そして、よくあるのが

 

え…今それする?…唖然。

段取りは? 

よく言えば臨機応変とも言うのかもだけども…

 

最近は、出かけたい本当の時間よりも30分早く伝えます。

準備に取りかかるのが遅いのか、他ごとをするのか、謎のネパリタイムにイライラしなくなりました。

 

いや、本当はイライラしてるのを抑えているのかも。しかたがないとわかっていても、もう少し急いでくれよー!と心の中の叫びが態度や顔に出てしまうんです…我慢我慢。

なんかいい方法がみつからないかな…

 

人生時間に追われてカリカリ生活するのは嫌だけど、のんびりすごすネパールの時間のようにできないからしかたがない。

 

日向ぼっこをして、流れる雲を見ながら、ぼーっとしたり、ゆったりのんびり生活できる時間と余裕がほしいなぁ。。。