タパまどかの雑記帳。

NPO法人ぎふ外国人サポートセンター代表理事、関市外国人支援センター代表タパまどかのブログです。岐阜県関市在住で看護師、コミュニティナース、日本語の先生、在留外国人生活サポートなどをしてます。ネパール人夫と2人の子供の母です。

ふわっと、シャキシャキ、そしてほっこり

こんばんは。関市外国人支援センターのタパまどかです。

 

 

最近のハマっているおかずの話。

 

レンコン入り鶏肉のつくね。

味はシンプルに塩コショウ。

 

レンコンはちょっと多めくらいがうれしい。

すりおろしとみじん切りの食感のハーモニー。

 

なんだろう、擬音語だらけで表現が難しい。

 

丸い小判形の鶏肉のつくね。

なんてことない見た目なのに、

まあ口に入れたら七変化。

 

鶏肉のフワッとした食感の後に、

シャキシャキレンコン、

後味はあっさり、

でも心はほっこり。。。

 

箸が止まらなくなってしまう。

 

さっぱりおろしポン酢も良さそう。

ちょっと照り焼きソースなんかもいいかも。

あ、それとも和からしできりっとさせるのもいいのかも。

 

 

つまり、はまっちゃうほど美味しいのです。

美味しいは家族が笑顔になる!

食べた人も作った人も!

『美味しい』はみんなを幸せにする魔法。

 

 

ごちそうさまでした。

 

 

ネパリタイム。

こんにちは。関市外国人支援センターのタパまどかです。

 

私の夫はネパール人。

国際結婚して、いや結婚する前からですが、

ネパリタイムといわれる時間の使い方には謎が多いのです。

ネパリタイムとは、ネパール人独特の時間のことを言います。

 

ネパールにいる頃、約束の時間についても全然来なくて待たされたり…(電話したらまだ家にいるなんてよくある。)

もうすぐ着くっていって、まだ全然道中だったり…

ネパールの生活は、バスも時間通りに来るわけでもない、なんでも時間がかかるのは当たり前。

手続きにしても、明日きてねー。

いつもそんなノリ。

 

よく言えばゆるやかなネパール人独特の時間の感覚。

悪く言えば時間にルーズ。

 

本の時間ぴったりの生活に、ピッタリの時間に電車は来る、約束の10分前には集まる習慣、

来日当初はびっくりしてました!

 

夫は日本生活で仕事は遅刻しないのですが、休日の時間となると約束の時間に出かけられないことも多くて、生まれてきて習慣化されたこの感覚の違いはなかなか直らないもんですね。

先の時間を読んで、逆算して準備するのが苦手。

 

そして、よくあるのが

 

え…今それする?…唖然。

段取りは? 

よく言えば臨機応変とも言うのかもだけども…

 

最近は、出かけたい本当の時間よりも30分早く伝えます。

準備に取りかかるのが遅いのか、他ごとをするのか、謎のネパリタイムにイライラしなくなりました。

 

いや、本当はイライラしてるのを抑えているのかも。しかたがないとわかっていても、もう少し急いでくれよー!と心の中の叫びが態度や顔に出てしまうんです…我慢我慢。

なんかいい方法がみつからないかな…

 

人生時間に追われてカリカリ生活するのは嫌だけど、のんびりすごすネパールの時間のようにできないからしかたがない。

 

日向ぼっこをして、流れる雲を見ながら、ぼーっとしたり、ゆったりのんびり生活できる時間と余裕がほしいなぁ。。。

 

 

今、私を呼びましたか?

こんにちは。関市外国人支援センターのタパまどかです。

 

今日はネパールの夫に嫁いで、1番困ったこと。それは名前の呼ばれ方です。

 

ネパールでは、家族間で人を呼ぶときに名前で呼ぶことは少ないです。お店や外でも、お兄さん、お姉さん、妹さん、弟さんなど、

年上か年下かによって、呼びかけ方がちがいます。

友達同士なら、名前とかニックネームで呼び合いますが…

 

家族だと、私を呼ぶときに名前じゃなく

お嫁さん『ブハリ』、義姉さん『バウジュ』、お嬢ちゃん的な親しみを込めて『ナニ』、

立場によっては、『バンジ』、大きいお母さん『トゥロマミー』妹『ボエニ』、、、

 

家族の繋がりも大きく、名前でなくて敬称で呼ぶのは尊敬の意味もこめているらしく、

名前で呼び合うと怒られている子供もいました。

 

もはや相手の立場と私の立場を理解できてない私は、誰を呼んでるのか不明。

呼ばれてるのかわからなくて、無視しちゃうことも多いし、返事ができないので、

名前で呼んでくれる家族も多いです。

 

これは結婚して6年経ってもいまだに難解。

いつになったら、これをマスターできるのか…笑

 

ぼちぼち頑張ります。

シェアってすばらしい言葉!

こんにちは。関市外国人支援センターのタパまどかです。

 

私は4歳と0歳の子供がいますが、子育てに悩みはつきません。

子供の言い分にどうしたらいいのか、対応に困ったり、悩んだりします。

 

そんな時は同じ子育て世代のママたちに、話を聞いてもらいます。いろんな考え方とアドバイスを聞いて、どうしたらいいかまた試行錯誤…

 

保育園のママでフィリピン国籍のママは子供がうちよりも多く、超先輩!

子供たちも仲良しなので、なんてことない相談ものってもらいます。

 

最近は子供の保育園行きたくない!問題。

 

子どもに寄り添って話を聞いて…でも仕事もあるし、全部子供の言うようにもできないし…たまには甘えてもいいと思うけど…葛藤。

 

子供からしたら何となく行きたくないこともあるし、何か理由があるときもある。

何となく体調悪くて、熱が出る前は寝たいから行きたくないと言う時もある。

 

子供の意見も尊重してあげたいし、どうするのがいいのか。私も葛藤する。対応には日々いろいろ困っていてっと相談したら、、、

 

ママも忙しいから、自分の体もケアしてあげて。子供が保育園に行ってくれると、自分の時間や家事や仕事が、もっと時間をうまく使えるけど。

たまに子供にそうしてあげたいと叶えてあげるのも、悪くないことだと思うよ!

シェアしてくれてありがとう!!

 

って言ってくれた。

 

 

シェアしてくれてありがとう!

 

 

 

ってこっちが相談してるのに、そんなこと言われたのはじめて。

やりとりが英語だったから、それはびっくりすることじゃないのかもしれないけど…

日本語の感覚とちょっと違うかも。

 

これ、私も言えるようになりたい。

シェアしてくれてありがとう!!

 

じーんとくる言葉だった!!

文化の違い③何色の服を着ますか?

こんにちは。

関市外国人支援センターのタパまどかです。

 

皆さん何色の服が、好きですか?

私は濃いめのグリーン。ネイビーが好きです。

肌の色にあって、明るく見えるからと、気分が上がるから。

ネイビーは、無難とも言われるかもしれませんが、ちょっと上品で、黒の中の青みが何ともいいですよね。藍染の色とか吸い込まれるような青が好きです。

 

どちらかというとピンクとか可愛らしい色よりも、ビビットな色やアースカラーが昔から好きです。

 

自然の色のグリーンは色んな色がありますよね。

私が特に好きなのは、

5月頃の新緑の若葉の色。

遠目から見た山が、まばらに新緑の緑と混ざったあの感じが、何とも言えないうきうきしたような、みずみずしい、爽やかな気分になります。

 

文化の違いの話で、パート3。今日は色の話をしたいと思います。

 

ネパールで、女子たちとファッションやメイクや話をしていて、

 

 何色が好き?

と聞かれて、

 

「みどり!」と言うと、

 

たいがい女子たちの反応は…

へぇ?みどり?

とかいうイマイチな反応が返ってきます。

 

未婚者の若い子たちに好きな色を聞くと、紫とかピンクとかもありますが、結婚したら赤だよねーっていう、共通認識というか常識みたい。

 

ヒンドゥー教の文化では、

既婚者は赤!身につけるものは断然赤!赤が1番!服も、リップもネイルも… 腕輪もネックレスも赤ばっかり。

 

え?そんなに!赤なの?

 

というくらい赤です。個人的は似合う色、きれいに見える顔映りのいい色を着たいです。

 

結婚式も花嫁の衣装は伝統的なサリーなのですが、これも赤。赤はおめでたい色なのです。

なので、ネパールで結婚式を挙げた私はサリー選びに苦労しました。どんな赤ならいいのか、いろいろ探して…そのうちだんだんどれがいいのか、わからなくなってくる…色の問題じゃないかも。笑

 

日本でも紅白まんじゅうとかあるので、2本も赤はおめでたい色ですが、結婚式は白いドレスや白無垢な着物だったりしますよね。

 

ネパールでは、白は死を意味する色です。

お葬式では、夫を亡くした妻は白装束。

夫をなくすと、あんなに真っ赤だった服や小物やメイクも、卒業です…泣

 

国も違えば、色に対する価値観も違います。ネパールでも100以上の多民族国家なので、宗教や民族で違ってくると思います。

 

なんかおもしろいですねー。

 

NHK岐阜放送"まるっとぎふ"特定技能生の特集

こんにちは。関市外国人支援センターのタパまどかです。

 

最近の物価高…食べ物、日用品にはじまり、電気代、ガス代の光熱費、なんでも高くなりましたね。

贅沢品なら我慢もできるけど、日用品で生活に必要なものは、節約も生活の工夫にも限界があります。

 

なんだか将来的にはいろいろ税金も増えそうな予感で…

不安もあります。。。

 

何でも値段が高くなるのに、

給料…これだけなかなか上りません。

 

日本人の私たちもぐちぐち言いたくなる毎日ですが、そこに円安で技能実習生や特定技能生たちは大打撃。

 

一生懸命働いた給料を送金したら、送金するだけで20%も減るなんて嫌ですよね。

私も送金の為替でしょうがないとわかっているけど、働いて稼いだお金ですし、気持ちとしては1円でも減らないです。

 

そんな特定技能生の特集を取材していただきました。2月2日放送された様子はこちらから。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20230202/3080010649.html

 

日本人ももちろんですが、日本で頑張っている外国の人にとっても、みんなにとって、早く安心して暮らしていけるようになってほしいです。

安心して暮らしていけるためには、物価高に合わせて、それ以上に給与が上がらないとどうしようもありません。

 

自分の力では何ともならないことも多いけど…

少しずつでも自分のできることからやりたいと思います。

 

 

 

 

 

文化の違い②何で食べるか?手か箸か。それは究極の2択かもしれない。

こんにちは。

関市外国人支援センター代表のタパまどかです。

技能実習生生活支援事業のほかに、多文化共生推進事業もしています。

 

文化の違いについて、私なりに噛み砕いてみるパート2。

 

テーマは、何をつかってご飯を食べますか?

あなたは、ご飯の時何を食べますか?

 

日本食だったら、断然はしを使うことが多いですね!

 

 

さて、海外では…

 

アジア圏は箸が多いですが、箸の素材がいろいろ…韓国だと金属の箸だったり。

 

欧米や西洋だと、フォークとナイフ…

 

インドやネパール、パキスタンなどは手で食べます。他の国でも手で食べる文化のところもあるようです。時間がある時、手で食べる習慣がある国とその料理を調べてみたい!

 

さて日本だと、3歳くらいから保育園や幼稚園の給食をはしで食べられるように教えてもらいます。家でも子供の年齢に合わせて、徐々にはしで食べられるように練習していきます。

最近は、はしの使い方を学びやすいように、いろんなタイプの子供用の練習箸があるんですね!

 

小さな赤ちゃんが手づかみで食べるようになり、だんだんスプーンやフォーク、そのうち箸に、食べるときの道具も進化系!!

 

マナーとして日本では手で食べるのはあまり良くないとされて、大人になって海外に行き、手で食べるのを見て、箸があたりまえの価値観になっていた私はびっくり!!!

しかもマナー的なダメだと思っていたことが、場所が変われば、それがあたりまえになっていました。習慣の違いに、カルチャーショック!!!

 

ネパールで手で食べたのは、ネパール料理のダルバートです。

これはネパールの代表家庭料理で、1日2回の食事で食べられています。ご飯とダルスープと呼ばれる豆カレーと、野菜やお肉、魚などのタルカリと呼ばれるカレーのおかず、アチャールという漬物付きの、定番定食セットなのです。

日本でいう、ご飯、味噌汁、焼き魚、小鉢、漬物の定食みたいな感覚です。

 

こういう長年の習慣を伴ってつくられた私の価値観は、カルチャーショックをうけて、現地の方が手で食べるということは頭では理解したつもりでも、じゃあ食べてみろ!と言われても、

なかなか納得がいかなくて、あとは抵抗感もあって、すぐに手で食べられませんでした。

 

手で食べるのは、無理だから。私は。

っとしばらくはスプーンで食べていました。

大人が手で食べているのを見るのもなんだか抵抗があったのですが、しばらく滞在しているうちにだんだん見慣れてきて、抵抗感が少しずつ薄れてきて…

夫の家族や夫に一回食べてみたら?美味しいよ?と勧められて、

ある時えいや!これも経験!と思って手で食べると…

 

あれ、美味しいやん!!!

 

すごい発見。同じ料理をスプーンで食べた時よりも、現地の方と同じ手で食べた方が、味も美味しかった。

日本食でお寿司は手で食べるのもあり!なのですが、そういうつまんで簡単に食べられる料理ではないのです。

 

カレーライスをスプーンじゃなくて、手で食べる。そんなイメージ。

 

そして、綺麗に手で食べるのって結構難しいんですね。。。

今では手でも美味しく食べらる技術を身につけられて、お得した気分。

1番美味しく食べれる方法で、楽しく味わって食べられたら、それでいいんです。

 

それから私は手で食べるのに慣れるのと、上手に食べられるように練習しました。笑

ネパールには様々な料理もあって、もちろんスプーンや、フォークをつかって食べる料理もあります。

 

私のネパール夫は日本に来てから、箸で食べるのが難しい!みんな超絶技巧で、ご飯食べてるの?

マジックしてるみたいだね…

とかいろいろ言いながら、頑張っておはしを練習してました。

 

皆さんも、もしも手で食べる機会があったらぜひ挑戦してみてください。

新しい発見があるかも!?

 

次回の文化の違いは、服の色について。。。